2012年11月8日木曜日

Nintendo Wii Uの本体仕様が明らかになる。でも…

2012年12月8日(土)発売されるニンテンドーゲーム機『Wii U』の本体の詳細が、昨夜の11月7日(水)のNintendo Directで明らかになった。ただ、個人的にはちょっと不満な点も…
わらわら広場(旧称:Miiわらわら)

わらわら広場(旧称:Miiわらわら)の映像から始まり、岩田社長自らの手による『Wii Uプレミアムセット開封の儀!?』がおこなわれ、箱の中身が公開された。今回のNintendo Directでは、本体の詳細とはいっても主な話は、提供されるサービスや、具体的なWii Uの使い方を映像として紹介(本体機能Directを参照)。本体仕様に関する情報は、本日(11/8)午前中、Wii U公式サイトが更新され、さまざまな情報が公開された(詳細はWii U公式サイトを参照)。

その中で、個人的に気になることが…
まずは、USBメモリーや外付けハードディスクなど、外部ストレージに関する情報がなかったこと。唯一SDカードの情報のみ。今年アメリカでおこなわれた「E3」でのアナリストの質疑応答(2012 E3 アナリスト Q&A セッションを参照)では、以下の質疑に対して、このように答えている。

質疑:Wii Uでもソフトのダウンロードが可能なようだが、(Wii Uの)ハードディスクがどのくらいの大きさなのか教えてほしい。

岩田:私たちはWii U本体にハードドライブを搭載するとは申し上げておりません。ハードドライブはUSB端子を通じて自由に拡張できます。今、いろいろなハードドライブがかなり安い値段でお買い求めいただけますので、お客様にそれを自由に使っていただこうと考えています。
であるなら、Wiiソフト「ドラゴンクエストⅩ 目覚めし五つの種族 オンライン」では、必須となっているUSBメモリーのこともあることだし、今回の本体仕様に何らかの記載があってもおかしくなさそうだが、USBメモリーの仕様に関してすら記載はなかった。アメリカでは、TB(テラバイト)クラスのハードディスク対応も見込んでいるという話もあるのに、本当に外部ストレージの対応を考えているのだろうか?

それから、通信の仕様になるのだが、家庭内での無線LAN環境が一般的になってはいるものの、無線LAN環境のない家庭も、まだまだあると思われる。私の自宅は、無線LANが無いわけではないが、できれば有線LANが使用できると嬉しいなと思っていた。今回の発表以前に任天堂さんへ問い合わせたことがあって、Wiiの周辺機器「Wii専用LANアダプタ」が使用出来ることは知っていたが、通信規格が何に対応しているかまでは、教えてもらえなかった。LANアダプタのイーサネットが10BASE-T/100BASE-TX、共に対応しているのに対して、Wii本体の構成上「10BASE-T」となっていた。Wii Uでは、もしかしたら「100BASE-TX」対応するのではないかと期待していたが、今日のサイト更新でWiiと変わらず「10BASE-T」であることが判明した。いまどきと何でとも思ったが、とりあえず有線LAN接続は見送ることになった。

でも、なんだかんだ言っても、楽しみにしているWii Uなので、今後の展開に期待したい。
あとひとつ、これも事前に問い合わせて、任天堂さんから教えて頂けなかったのだが、3DSや3DS LLで作ったMiiを、Wii Uでも利用できることが判明。3DSでせっかく作ったMiiが使えるのは嬉しい(*´∀`)

0 件のコメント:

コメントを投稿